第一章其の壱
えー、改めてはじめまして。
これから、本編をはじめたいと思います。

やっぱし、どうやって書いていっていいのか迷ってしまうので、
とりあえず自己紹介からはじめます。

日本の真ん中辺りに住んでいます。
去年の僕は自分を見失っていて、自暴自棄で、、、
とにかく、人に迷惑ばかりかけていました。

別れてしまった彼女の「代わり」に付き合いだした彼女がいました。
最初は上手くいっていたけど、このころはメッキが剥れてきていて、
喧嘩ばっかりして、ちっともお互いのことを尊重できないでいました。

その上、僕は「幽霊」が見えてしまって、
見えるたびに、とても憂鬱な気分になってしまっていました。
彼らは大抵、僕には不利益なことを毎度しでかすのです。
耐え難い痛みを与えられたり、延々と恨み言を耳元で囁かれたり。

でも僕が精神的な病にかからずに、健康で生きてこれたのは、
「音楽」があったからです。

中学生のころに、映画館でみた「耳をすませば」という映画。
その映画で、僕も何かをしなければ!なんて気になって、
主題歌の[Take me home Country Road]って曲をギターで弾いたのが
始まりでした。
それ以来、ギターに魅せられて、Rockに目覚め、
「バンド」を組んだりもしていました。

それと、当時は精力的にある「仕事」に励んでいました。
人様に話すと誤解されそうな仕事だったけど、
当時の僕はそれこそ新興宗教にでものめり込むかのごとく没頭していました。


代わりの彼女、幽霊、音楽、バンド、怪しい仕事…

それらが当時の僕を作り出すすべてです。
今見ると割と素で泣けてきます。ホントに。

でも僕はそれが正しいと、自分は成功をつかむと信じきっていました。
そんな間違った青年は、当然、間違った道を大爆走中だったと思います。

でも、ある出会いが僕の歩く道のベクトルを大きく捻じ曲げたのです。


続きはまた次回…

目次
第一章其の壱

第一章其の弐

第一章其の参

第一章其の四

第二章其の壱

第二章其の弐

第三章其の壱

第三章其の弐

第四章其の壱

最終章